情報アクセスと知的処理 (1)

概論

本日のゴール

情報アクセスと知的処理

情報アクセス?

知的処理?

どちらも人工知能関連の学問分野。

人工知能(1)

人工知能関連の学問分野

一般に思われているよりも非常に広い。

機械学習が適用できない分野も。

人工知能(2)

人工知能ブーム

いまは第3次 人工知能ブームと呼ばれている。

人工知能を活用する企業が有利に

人工知能(3)

人工知能と職業

世の中のイメージ

→ 人間要らなくなるのでは?

当面は、人工知能を活用することのできるエンジニアが求められる。

人工知能(4)

人工知能と業界

理系の学生が就職しそうな業界の中で

対立概念ではないことに注意。

そもそも情報は必要?

情報の必要性

情報を入手した者が有利になる分野では、情報を持たない者は逆に不利になる。

求める情報にアクセスする困難さ

よい情報とめぐり会うには、情報技術によるサポートが必要

情報アクセスの歴史

情報アクセスのイメージ

何を求めて、どう得るのか、さまざまな種類がありそう。

情報アクセスのイメージ

情報が向こうからやってくることも

情報配信の類型

push型
ユーザに無理矢理届ける
pull型
ユーザ側から取りに行く

特に広告の世界では重要な話題

参考: ターゲティング広告

行動ターゲティング広告

Suica とか Tポイントカードとか...

能動的/受動的な情報アクセス

情報推薦

推薦 (recommendation)

ユーザの嗜好や能動的な動きから、何かを推薦する技術。

ユーザによって推薦される内容が異なるので、個人化 (personalization) の一種。

受動的にいい情報が得られるのであれば、能動的に探すよりも楽なので理想的?
なぜいいのかわからないという問題も。

cf. フィルターバブル

能動的 - 情報検索

検索要求(検索語など)を自分で考える。

検索要求はさまざま。

Web検索は直接の解を与えない。もっと高いレベルの要求に応えたい。

検索以前の問題

検索 - ないものは探せない

  1. 日記、ブログ
  2. Wiki
  3. 掲示板
  4. ソーシャルメディア

ブログ

Wiki

Wikipedia

誰でも編集できるフリー百科事典

掲示板

あとから読みにくい分、まとめサイトに存在価値。

ソーシャルメディア

実世界の友達関係を持ち込むと、興味のないものを読むことになるのは必然。

フィルタリングや推薦が役立つ。

概論まとめ

多様な知的なシステムが求められている。