Adobe Premiere Pro の起動と設定

Adobe(アドビ)社 Premiere Pro
ビデオ映像編集ソフトの定番。 ビデオカメラからの映像の取り込み、映像の編集・加工、映像のファイルへの出力を行うことができます。 なお、このソフトは演習室1のパソコンにのみ導入されています。

前準備 - SDカードの接続

  1. まずパソコンの電源を入れてOSを起動し、ログオンしましょう。
  2. SDカードスロットを借ります。
  3. 大きい容量のUSBメモリなどがなければ、外付けHDDも借りましょう。※デスクトップに保存するとだれでもアクセスできるので、無事な保証がありません。
  4. 次に、ビデオに入っているSDカードを取り出し、SDカードスロットを使ってをパソコン本体に接続してください。
  5. PC(又はマイコンピュータ)>SDHC(又は"D"ドライブ等)>PRIVATE>AVCHD>BDMV>STREAMにある"○○.MTS"というファイルに撮影した動画があります。
  6. 外付けHDDは、初期状態ではフォルダが1つもありません。 初回接続時に、これから映像作品を保存するためのフォルダを1つ作成してください。 「SDHC」を選択し、任意の名前のフォルダを作りましょう。

ビデオ映像編集ソフト Adobe Premiere Pro の起動

スタートメニューから Adobe Premiere Pro を起動します。

スタートメニュー

Adobe Premiere ではビデオ編集の操作を「プロジェクト」という単位で管理します。

プロジェクトの選択

初回起動時は「新規プロジェクト」を選択します。

新規プロジェクト

「新規プロジェクト」ウィンドウでは、どのような形式で映像を制作するか指定します。 ここでは初めから選択されている「DV - NTSC」の「Standard 48kHz」でよいことにします。 キャプチャした動画のサイズに合うものを選んでください。2014年度以降の演習環境では、横幅1280、縦幅720、が取得できるので、「Adobe HD-SDI」の「720p 60」などを選んでください。

なお、NTSCは北米および日本で採用されている映像信号の方式です。 他に、イギリスなどで採用されているPAL、フランスなどで採用されているSECAMがあります。 DVは民生用デジタルビデオの1形式で、今回使用するビデオカメラはこのDV方式のものです。 32kHz や 48kHz は音声信号のサンプリング周波数です。 今回は、量子化ビット数 16bit、サンプリング周波数48kHz、ステレオの音声信号を扱います。 ちなみに、CDのサンプリング周波数は44.1kHz、DVD-Videoは主に48kHzです。

さて、保存する場所は外付けドライブの用意したフォルダにしたいので、 「参照」ボタンを押してさきほど作成したフォルダを指定します。

フォルダの指定

プロジェクトの「名前」はなんでも構いません。

新規プロジェクト(ドライブ指定後)

「OK」を押して起動すると、以下のような画面構成になります。

起動時の画面

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