公式ページから最新版をダウンロードする (1.7.0 の mirror)。 保存先はどこでもよいが、以下の例では ~学籍番号/Desktop/ にダウンロードしたものとしている。
root になり、ダウンロードしてあるパッケージを /usr/local で展開する。
$ su # cd /usr/local # tar xvzf ~学籍番号/Desktop/apache-ant-*-bin.tar.gz # mv apache-ant-* apache-ant # exit
環境変数 ANT_HOME を設定し、${ANT_HOME}/bin を PATH に追加する。
OSの起動時に自動的に設定されるよう、ディレクトリ /etc/profile.d の下に、 ファイル /etc/profile.d/ant.sh を作成する。 内容は以下の通り。
#!/bin/bash export ANT_HOME=/usr/local/apache-ant if [ -z "$PATH" ]; then export PATH=${ANT_HOME}/bin else export PATH=${PATH}:${ANT_HOME}/bin fi
~学籍番号/Desktop/ にダウンロードした場合は、以下のようにする。
$ su # cd /etc/profile.d # mv ~学籍番号/Desktop/ant.sh . # chown root.root ant.sh # chmod +rx ant.sh # exit
参考: ~/.bashrcの末尾に以下の行を加えても動くが、 間違えて書き換えると bash が起動できなくなるので注意すること。
export ANT_HOME=/usr/local/apache-ant export PATH=${PATH}:${ANT_HOME}/bin
起動確認
$ bash -l $ ant
Vine 2.5 の人はsources.listを/etc/apt/にコピーしておくこと。
$ su # apt-get update # apt-get install apache-ant # exit
apt を使うと rpm のパッケージ (2.6用のmirror)がインストールされる。 本体である *.jar のインストール先は /usr/share/apache-ant-X.Y.Z となる。 環境変数の設定をする /etc/profile.d/apache-ant.sh は起動時に実行されるものなので、再起動後に使用可能になる。