SLA (shiftleft arithmeric)

汎用レジスタの内容を実効アドレスの桁数だけ左にシフトします。算術的とは、汎用レジスタの符号ビット(最大桁、15ビット)がシフトの対象から除外されることを意味します。シフトの結果、14ビットの内容は失われ、最後に14ビットから失われた値がOFに格納されます。シフトの結果空いた0ビットには0が入ります。

2語命令

書き方

SLA  gr,adr[,xr]

gr : 汎用レジスタ名(GR0〜GR7)

adr : 定数またはラベル

xr : 指標(インデックス)レジスタ名(GR1〜GR7)

カギ括弧 [ ] 内はオプション(省略可能)です。

SLA GRn,m

GRnの内容を m だけ左にシフトします。

SLA GRn,m,GRm

GRnの内容を、mとGRi の値の和だけ左にシフトします。m = 0 場合には、シフト回数は GRi の値になります。