[1] 7Gバイト以上の空き容量の確保
インストール領域として、ハードディスク上の単独のドライブに 最低7Gバイトの空き容量があるようにしておく必要がある。 不要なファイルを削除し 7G バイト以上の空き容量を用意すること。
空き容量作成にあたり、インストールした不要なプログラムを削除する場合には、 フォルダ「Program Files」の中のファイルを直接削除せずに、 コントロールパネルにある「プログラムの追加と削除」で削除する。
[2] ディスクのエラーチェックと最適化
次の手順に従い、ディスクのエラーのチェックと最適化を行っておくこと。 ディスクに不具合があると、 Linux のインストール用パーティションの作成が行えないばかりか、 Windows のデータを失う可能性がある。
ディスクの使用状況によっては、この作業に 1 時間以上要する場合がある。
(a) エラーチェック(b) 最適化
- 「スタート」メニューから「マイ コンピュータ」を選択して「マイ コンピュータ」ウィンドウを開く。
- 「ハード ディスク ドライブ」の中の、Linuxのインストール先となるドライブのアイコンの上で右クリックをし、「プロパティ」を選択する。
- ドライブのプロパティウィンドウが表示されるので、「ツール」タブをクリックする。
- 「エラーチェック」の「チェックする」ボタンを押して、「ディスクのチェック」ウィンドウを表示する。
- 「ファイル システム エラーを自動的に修復する」と「不良セクタをスキャンし、回復する」にチェックをし、「開始」ボタンを押す。
Windowsの起動ドライブ(通常C)の場合には、すぐには実行されず「(略) 再起動後に、このディスクの検査を実行しますか?」と尋ねられるので、「はい」のボタンを押したあと、パソコンを再起動する。
- 「スタート」メニューから「マイ コンピュータ」を選択して「マイ コンピュータ」ウィンドウを開く。
- 「ハード ディスク ドライブ」の中の、Linuxのインストール先となるドライブのアイコンの上で右クリックをし、「プロパティ」を選択する。
- ドライブのプロパティウィンドウが表示されるので、「ツール」タブをクリックする。
- 「最適化」の「最適化する」ボタンを押し、「ディスク デフラグ ツール」を起動する。
- Linuxのインストール領域の確保源となるドライブをクリックして選択し、「最適化」ボタンを押して最適化を開始する。
[3] バックアップ
インストールに際して Windows で使用しているディスク領域に対して操作を行うため、 大切なデータはフロッピディスクや CD-R 等にバックアップをとっておくこと。
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