ネットワークインストール
起動フロッピの作成PC の CD ドライブから Vine Linux の CD が起動できない場合、 ネットワーク上のサーバからファイルをダウンロードしながら インストールを行うことを試みる。
なお、ここでは一般的なノート PC に Vine Linux 3.1 をインストールする手順について説明している。 機種によってはこれと異なるメッセージが表示される場合があるが、 基本的にはここで示すような設定でインストールを行ってほしい。
ネットワークインストールを行うための起動ディスクを、 以下の手順に従い作成する。
Windows を起動し、 適当な一時作業用フォルダを作成し次の 3 つのファイルをダウンロードする。
ファイルをダウンロードしたフォルダを開き、 「mkfdnet.bat」をダブルクリックして起動する。 すると、フロッピディスクをセットするように促すメッセージ (英語) が表示されるので、 フォーマット済の未使用のフロッピをドライブにセットし、 Enter キーを押すとフロッピに書き込みが始まる。
再起動し、先ほど作成した起動フロッピから起動する。 上図のような画面が表示されるので Enter キーを押し起動する。
使用する言語を指定する。
ここでは Japaneseを指定する。
途中でインストーラが異常終了する場合、
English を指定し英語モードでのインストールを試みるとうまくいく場合がある。
なお、ここからのインストール画面では Tab で 項目間を移動し、スペースあるいは Enter で項目の要素を選択する。マウスは使用できない。
通常の日本語配列のキーボードであれば、 jp106を選択する。
サーバからファイルを取得する際に、 どのアクセス手段を用いるか指定する。
ここでは、HTTPを指定する。
この PC の IP アドレス等のネットワークの設定を行う。
実験室には DHCP というネットワークの設定を自動で行う仕組みが備わっているので、 動的 IP 設定を使用する (BOOTP/DHCP)
を選択する。
自宅等別の場所で作業を行う場合、その環境に合わせた設定を行ってほしい。
ファイルを取得するサーバ名、ディレクトリ名を指定する。
ここでは次のように指定する。
これ以降の手順は CD からテキストモードでインストールを 行う際とほぼ同様であるので、テキストモードの手順を参考にすること。
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