Linux の起動と初回起動時の設定
手順それでは、 Linux を起動してみよう。 初めて起動する際に、 ネットワーク、マウスなどの設定が必要な場合がある。
CD やフロッピを取り出し PC を起動する。 ブートローダ (NTLDR) の設定が正しく行われていれば、 下図のように起動する OS の選択画面が表示される。 Vine Linux を選択し、 Linux を起動する。
起動とハードウェアの認識
たくさんのメッセージが表示され、 Linux が起動する。 これらは、 OS がメモリ上に読み込まれた後、実行を開始し、 デバイスを認識していることを示すメッセージである。
しばらくすると下図のようなログイン画面が表示される。 まず、ユーザ名 root でログインする。 パスワードはインストールの際に設定した管理者のパスワードである。
左上の「アプリケーション」メニューから システム・ツール→ネットワークの設定を選択。
下の図のように有効になっているネットワークデバイスが一つも表示されない場合、 「追加」ボタンを押しネットワークデバイスの設定を行う。 (指定機はここでネットワークの設定が必要)
(指定機以外で) ネットワークデバイスの欄に「x イーサネットLANカード eth0」 のような表示がある場合、 すでにネットワークの設定ができているので OK を押し、 ネットワーク設定ウィンドウを終了する。 6〜10に書かれている設定を行う必要はない。
前の画面で有効なネットワークデバイスが一つも存在しなかった場合、 このウィンドウの指示に従いネットワークデバイスの設定を行う。 「進む」ボタンを押す。
LAN接続に関する設定を行うので、 LANのインタフェースである「イーサネット」を選択し「進む」を押す。
実験室や学内の情報コンセントには、 DHCP と呼ばれるネットワークに関する設定を 自動的に行う仕組みが備わっているので、 設定に「自動(DHCP)」を選択し「進む」を押す。
「適用して接続を有効にする」にチェックをつけ「進む」を押す。
設定すべき内容が整ったので「適用」を押し設定を有効にする。
ネットワークの設定が正しく行われ ネットワークデバイスが動作すると、 下図のように「x イーサネット LAN カード eth0」のように表示される。 この表示を確認し OK を押す。 そして、ネットワークの利用が可能であることを確認しておく。
これらの操作を行ってもまだ有効なネットワークデバイスが表示されない場合、 スタッフに手助けを頼むこと。 設定ファイル (/etc/modules.conf 等) の変更または、 ドライバのインストールが必要な可能性がある。
左上のアプリケーション→システム・ツール→ GNOME 端末 を選択する。 端末エミュレータ (コマンド操作用ウィンドウ) が起動するので、 以下のように入力する。
[root@localhost]# telnet gate 259
いつもの gate の認証画面が表示されればネットワークは正常に動作している。 gate に接続できない場合、ネットワークの設定に問題があるので スタッフに手助けを頼むこと。 設定ファイル (/etc/modules.conf 等) の変更または、 ドライバのインストールが必要な可能性がある。