お知らせLinux は、オープンソースの UNIX 系 OS として広く世界中で使われている。 ソフトウェア開発の発想を広げるためには Linux のような UNIX 系 OS に慣れ親しむ必要がある。 本テーマは、今後 Linux を使用するきっかけを提供することを目的とする。 授業時間だけでは Linux が持つ様々な可能性を習得するには短すぎるので、 あくまでも Linux に触れる第一歩とするものである。
具体的には、各自が所有するノート PC に Linux をインストールするところから始め、 主たる UNIX コマンド、文書エディタ、ツールを使用する練習を行う。
準備
- Linuxインストールの予定
次の予定でLinuxのインストールを行なう。 インストールに必要な準備を事前に行なっておくこと。 まだ CD ドライブを購入していない人は購入しておくこと。
- 4月23日(土)14:00〜: 指定機種以外の人の準備作業
- 5月9日(月): Linuxのインストール
- 5月10日〜14日(未定): インストールがうまくいかなかった人のフォロー日
- 指定機種以外のPCを持つ人向けインストール準備
指定機種 (生協から販売された ThinkPad X40) 以外の機種を使用している人は、 Linux のインストールのためにハードディスク上に 6.5GB の空き領域を作成す る必要がある (テキスト「【指定機種以外・事前作業】インストールの準備」参照)。
4月23日(土) 14:00より 15 号館情報メディア学科実験室 4 階において この作業を行なうので、指定機種以外を持つ人は集合すること。 (作業が完了した人は順次解散となるが、 作業に数時間要し挙げ句システム全体を再インストールする羽目になった人もいる。 つまり終了時刻は読めないということ。)
当日は、PC本体、CDドライブ、フロッピディスクドライブ(あれば)、 PCに付属しているリカバリディスクやドライバディスクなど一式を持参すること。
また、すでにある Windows の領域を削除せずに Linux 用の空き領域を作成するためにはパーティション操作用 ソフトウェアが必要となるので当日までに購入し持参すること。
パーティション操作用ソフトには、例えば次のようなものがある。
ディスクの構成によっては KNOPPIX に付属している QTParted (フリーソフトウェア) が使える場合があるが、 無保証であり上級者向けである。 自分の PC で QTParted が使えるかどうかは各自調査し判断すること。 QTParted を使う人は、あらかじめ KNOPPIX をダウンロードし CD-R 等に焼いてくること。
内容
- 【指定機種以外・事前作業】インストールの準備
- この項目の説明を読み、 インストールの日までに、 Linux をインストールするためにディスクに空き領域を作成しておくこと。 これは、生協で大学指定の推奨機を購入せず、 自分で用意したPCにおいて行うべき作業である。 生協で販売された大学指定推奨機については、この作業は不要である。
- インストール時に用意するもの
- インストール時に用意する物、注意事項などを説明する。
参考資料
- Linux のインストール
- いよいよ各自のノート PC に Linux のインストールを行う。
- 電子メイル環境の設定
- Linux で電子メイルを読み書きするための設定を行う。
- アプリケーションを使ってみよう
- Linux のアプリケーションを触ってみよう。
- コマンドライン・インタフェース
- (「2003 年度 2I 情報メディア基礎実験」戸辺先生のページ)
ファイル操作、システム管理、ネットワーク関係のコマンドを使う練習を行う。- エディタ
- (「2003 年度 2I 情報メディア基礎実験」戸辺先生のページ)
Emacs エディタを中心に文書編集の練習を行い、簡単なプログラムを書いてみよう。- Emacs チュートリアル
- Emacs エディタの使い方を練習しよう。
- はじめてのプログラミング
- Java でのプログラミングを体験する。
- 環境構築
- パッケージ管理システムである RPM と APTについて学ぶ。
Control キーと Caps Lock キーの入れ替え (増田先生のページ)
- ノウハウ集
- UNIX系OSを使ってみよう
(2002 年度 1I ワークショップ, パソコン組み立ての資料)