Linux で使われている X ウィンドウシステムは 3 ボタンのマウスを使用する。 ノート PC の機種によっては、見た目が 3 ボタンのポインティングデバイスでも、 実際には 2 ボタンとしてしか機能しないものがある。 マウスの設定を確認し、変更しよう。
特に、 2 ボタンしかない機種の場合、 左右のボタンをそれぞれ普通に押すと、左と右のボタンとして機能するし、 左右のボタンを同時に押すと、真中ボタンとして機能する。 これを 3 ボタンエミュレーションという機能と呼ぶ。
root でログインした状態で、 デスクトップの何もないところで真中のボタンを押してみる。 すると次のようなメニューが表示されるはずである。
2 ボタンの機種の人は、左右のボタンを同時に押してみよう。 何も表示されない場合、マウスの設定を変更する必要がある。
デスクトップの下側左から 3 番目の端末エミュレータ を起動する。
次のコマンドを入力し、マウス設定画面を表示させる。
# /sbin/mouseconfig |
すると、次の画面が表示されるのでマウスの設定を行おう。