Javaプログラミング基礎

試験対策問題

これまで学んだプログラミングについて復習してみよう。 以下は知識確認のための問題である。 解けない問題があった場合、その回の例題や演習問題を復習してみると良い。 なお、この問題は提出の必要はない。

問題1: 変数と四則演算

int型の変数a, b, cがあり、 a=2, b=5, c=9 の値が入っているとする。 これを一つずつずらし、a=9, b=2, c=5 となるように変数の値を入れ替える プログラムを作成しなさい。

class Rotate3variables {
    public static void main(String[] args) {
        int a = 2, b = 5, c = 9;

        この部分に a の値を b にずらし、
        b の値を c にずらし、
        c の値を a にずらすプログラムを書く。

        System.out.println("a = " + a + ", b = " + b + ", c = " + c);
    }
}

実行結果の例:

a = 9, b = 2, c = 5

[ 答え ]

問題2: 繰り返しと条件判定

0から100までの数で、 3で割り切れない数を表示するプログラムを書きなさい。

ヒント1: 割り切れるかどうかを判定するためには、 割ったときの余りを求める演算子 % を使う。 例えば、i % 3 の値が 0 であれば「 i は 3 で割りきれる」 と判断できる。

ヒント2: 「割りきれない」とは、「余りが 0 ではない」場合である。 数同士が等しくないことを判定する演算子に「!= (数学の≠の意味) 」がある。 例えば、「i % 3 の値が 0 ではない」ということを表わすためには i % 3 != 0 というように書く。

[ 答え ]

問題3: 配列

int 型の配列を用意し適当な数を複数用意しておく。
(例: int[] a = {15, 9, 12, 10, 6, 8, 16, 5, 13, 14};)

新たな配列 b を用意し、 a の内容をそっくりコピーするプログラムを書きなさい。

プログラムではまず配列 a を宣言する。 次に、 10 個の要素のある配列 b を宣言する。 (int[] b = new int[a.length];)

次に、繰り返しを使い、 配列 a の最初の要素から最後の要素までを 配列 b の要素に代入する。 具体的には次のようなプログラムとなるはずである。

for (配列 a の最初の要素から最後の要素までの繰り返し) {
    b[今回の要素] = a[今回の要素];
}

[ 答え ]

問題4: 高度な繰り返し

y = x3 の棒グラフを書きなさい。 グラフを書く範囲は 0≦x≦5 とする。 2重の繰り返し (for文またはwhile文) を使うこと。

グラフは、文字を並べたようなもので良い。 また、通常のグラフを90度回転させたような形で表示する。

実行結果が次のようになれば良い。 (横に長いグラフとなるので、 できるだけ小さな文字でウィンドウの幅を広げて表示すると良い)


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[ 答え ]