コンピュータ基礎および演習II

演習問題

解答は earth.mlab.im.dendai.ac.jp/home/submit/1I-Computer2/[今日の日付]/[学籍番号] のディレクトリに提出しなさい。 ソースファイル (〜.java) のみを提出すること。

ファイルの送信には ftp ソフトを用いる。 Linux の gFTP を使った提出方法 (実験室のマニュアル) を参照すること。

- 変数と四則演算

問題1

文字を並べて画面上に絵を描くプログラムを書きなさい。 プログラムを実行したとき、例えば次のような文字を並べた絵が表示されれば良い。 ファイル名は AsciiArt.java とする。

           ##
         ######
       ###    ###
     ###        ###
   ###            ###
 ######################
   #                #
   #                #
   #  +--+  +--+--+ #
   #  |  |  |  |  | #
   #  |  |  +--+--+ #
   #  |  |  |  |  | #
   #  |  |  +--+--+ #
 ======================

問題2

わざとエラーを入れたプログラムを用意してある。 このプログラムをダウンロードし Errors.java という名前で保存し、 エラーをすべて修正して、正しく実行できるように直しなさい。

[ダウンロード]

プログラムの中身は次のようなものである。

crass Errors {
     pablic statik void main(String[] args) {
          System.out.pnintln("*****************************")
          System.out.println("*                           *");
          System.out.println('*                           *");
          System.out.println("*                           *);
          System.out.println{"*                           *"};
          System.out.println("*****************************"):
     }                                                                          
}

問題3

3つの int 型変数を用意し適当な値を入れ、 この3つの整数の平均を表示するプログラムを書きなさい。

ファイル名を Average.java としたとき、プログラムの概略は次のようになる。

問題4

等差数列の項と和を求めるプログラムを書きなさい。

初項 c 、項差 d の等差数列の i 番目の項 ai は次のように求まる。

また、その和は

である。

初項 c と項差 d をあらかじめプログラム中に定義しておき、 先頭から第 5 項までの aisi を出力するようなプログラムにすること。 たとえば、初項が 10 、項差が 5 だった場合、出力は次のようになれば良い。

10 10
15 25
20 45
25 70
30 100

このプログラムでは、 i = 1, 2, 3, ... , 5 について ai の値を求める必要がある。 なるべく漸化式、

を利用して求める方法に挑戦してほしい。 このとき aiai-1 および, sisi-1 はそれぞれ同じ変数で扱う。

ファイル名を Series.java としたとき、 プログラムの概略は次のようになる。

第 2 項から第 5 項までは、すべて同じ形のプログラムになるはずである (エディタのコピー・ペーストを使うと良い) 。

一つ前の項の ai-1si-1 がそれぞれ変数 a, s に入っている時に、 それらの値を元にして aisi を求めるにはどうすれば良いかがポイントである。 そして結果を再び a, s に入れるようにする。